1954年に柳宗理がデザインしたバタフライスツールです。
1970〜80年代製の大変貴重なブラジリアンローズウッドを使用したモデルになります。

日本を代表するプロダクトデザイナー・柳宗理の代表作とも言える作品。左右対称の2枚のプライウッドを組み合わせた非常にシンプルな構造ですが、その名の通り蝶が羽を広げたような有機的なフォルムは世界的に高く評価され、ニューヨーク近代美術館（MoMA）のパーマネントコレクションにも選定されています。

また、現行品はメープルとローズウッドが使用されていますが、当時はブラジリアンローズウッドが使用されていました。現行品よりも薄いプライウッドが使用され、座面のシェイプも角度が付いています。

経年の小キズや小さなチップ、曲げ部分に表面的な割れがございますが強度に影響するものではなく、大変良好なコンディションを保っています。真鍮パーツもすべてオリジナルのままで、大変素晴らしい雰囲気の一脚です。

Designed by Sori Yanagi
Made in Japan